「らいおんはーと」では、子どもの不平等を無くし、誰もが幸せな人生を歩めるよう
親やまわりの大人たちが一丸となって子育てをして、子どもたちの成長をみんなで見守っていきます。
理事長の想い
ついつい引き受けてしまった中学校のPTA会長、気がつけば5年間も務め、目の当たりにした子どもたちを取り巻く様々な問題。
貧困、虐待、ネグレクト、いじめ、不登校、万引き窃盗暴力事件…
その背景にあるものは何か?
すべては親も子も成長する過程での環境ではないかと気付き子ども食堂を立ち上げたのが7年前。
親がすべて悪い訳ではない。子育てを他人事と考えるまわりの大人の責任でもある。
子どもたちに足りていないのは食べものだけではない。
圧倒的に愛情が足りていない。
だったらそれをみんなで補えばいい。
365日毎日の子ども食堂は「家」であり「家族」でもある。
山登りに例えれば、周りを気にする事も無く、ただひたすら頂上を目指すより、疲れている人がいたら手を差し伸べ、花が咲いていたら足を止めて「この綺麗な花の名前は何ていうのだろう?」と考え、いろんな事に思いを巡らせ、頂上に到達した時には沢山の仲間がまわりに集まっているような人間に育って欲しい。
「一人じゃないよ」を実感した時、人は勇気と元気が湧いてくる。
みんなで支え合える子ども食堂を作る事が、自分の任務であり
子どもたちを心豊かな大人へ成長させる第一歩だと思っている。
NPO法人らいおんはーと 理事長